100年後の子供たちが安心、
安全に暮らせる社会の実現
地球温暖化や環境問題、マイクロプラスチックなど現代の私たちの世代は、地球規模での大きな問題を抱えています。環境問題を考える上で難しい点は、私たちが環境対策活動をしても、結果がでるまでに、大きなタイムラグがあるという点だと思います。
今現在私たちが直面している環境問題の現象は、私たちの世代の影響というよりも、私たちの前の世代の行動が影響しています。私たちの世代の環境活動の結果は、確実に次の世代に影響を与えます。
であるなら、環境問題を改善するためには、次の世代のために、私たちの世代は何をする必要があるのか?を考え行動する必要があります。私たちの活動の結果は、来年や10年後の夏の暑さや雪の少なさに変化はないかもしれません。
しかし、私たちの世代の行動や意思決定は、子供たちの、その先の子供たちの環境問題に少なからず影響しています。
自分には関係ない、と言う人もいると思いますが、ELEMUS の掲げる「100 年後の世代が快適安心に暮らしてほしい」という志は、世代を超えて継承されて発展して行くための、プラットフォームです。
AI や DX など人間社会を快適にする技術が発達しても、温暖化や脱炭素をダイレクトに解決する方法は、一人一人の行動や意識の変革が最も大切です。ELEMUS
は、目先の利益や企業価値を優先する、自社優先型の旧式ビジネスモデルから、周りの幸せや未来の子供たちの幸せを優先して考える次世代型ビジネスモデルへの変革にチャレンジしています。
世代を超えた選択肢を、次の世代に託すために、今を生きる私たちができることを、最大限に努力する。親の世代として、継承すべき世代として、責任を果たすために ELEMUS は提案し続ける企業です。
ミッション/この会社が存在する意味・使命
1000年後の世代が快適・安心に生活できる環境を創造するために、私たちがやるべき事をやる。
ビジョン/目指す理想の姿
100年後の世代が快適・安心に生活できる環境を創造するために、日本の伝統技術や素材から新たなソリューションを見いだし、社会実装する
バリュー/組織の価値観、価値の基準
・行動こそが価値を生む No Action No Future.
・不易流行
Tradition is not the worship of ashes, but the preservation of fire.
・社会の成長は会社の成長、会社の成長は個人の成長、個人の成長は自らを信じる力
Believe you can and you’re halfway there.
・愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶ
Only a fool learns from his own
The wise man learns from the mistakes of others.
| 会社名 | 合同会社ELEMUS(ELEMUS LLC) |
|---|---|
| 代表社員 | ダントーホールディングス株式会社 |
| CEO | 小原 淳 |
| CFO | 前山 達史 |
| CMO | 稲木 孝至 |
| 事業内容 |
|
| 資本金 | 10,000,000円 |
| 設立 | 令和元年6月3日 |
| 住所 | 岡崎市明大寺町西郷中39-79 |
| 電話 | 0564-73-6322 |
| FAX | 0564-79-6325 |
グローバル・ブランドプロデューサー
齋藤峰明
/
元エルメスパリ本社副社長・
シーナリーインターナショナル代表
元エルメスパリ本社副社長。静岡県出身。1971年渡仏、パリ第⼀(ソルボンヌ) ⼤学芸術学部卒。
三越パリ駐在所⻑を経てエルメス本社に⼊社後、エルメスジャポンに赴任。
1998年より代表取締役社⻑として⽇本でのエルメスの発展に貢献。
2008年には外国⼈で初めてエルメスパリ本社の副社長及びライカカメラジャパン会長に就任。
2015年にエルメスを退社後、シーナリーインターナショナルを設立。
現在パリと東京をベースに、企業のブランド戦略のコンサルティングほか、伝統産業や地方再生の支援の活動を行う。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエ叙勲。エルメスでの仕事を語った本に「エスプリ思考〜エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る」(川島蓉子著)ほか、虎屋黒川社長との共著「老舗の流儀」がある。
元エルメスパリ本社副社長。静岡県出身。1971年渡仏、パリ第⼀(ソルボンヌ) ⼤学芸術学部卒。 三越パリ駐在所⻑を経てエルメス本社に⼊社後、エルメスジャポンに赴任。 1998年より代表取締役社⻑として⽇本でのエルメスの発展に貢献。 2008年には外国⼈で初めてエルメスパリ本社の副社長及びライカカメラジャパン会長に就任。 2015年にエルメスを退社後、シーナリーインターナショナルを設立。 現在パリと東京をベースに、企業のブランド戦略のコンサルティングほか、伝統産業や地方再生の支援の活動を行う。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエ叙勲。エルメスでの仕事を語った本に「エスプリ思考〜エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る」(川島蓉子著)ほか、虎屋黒川社長との共著「老舗の流儀」がある。
プロダクト・クリエイティブディレクター
西堀 耕太郎 / 株式会社TCI研究所 ・株式会社日吉屋 代表
1974年和歌山県新宮市生まれ。カナダ留学後市役所で通訳をするも、結婚後妻の実家「日吉屋」で京和傘の魅力に目覚め、脱・公務員。職人の道へ。
2004年日吉屋五代目就任。「伝統は革新の連続である」を企業理念に掲げ、伝統的和傘の継承のみならず、和傘の技術、構造を活かした新商品を積極的に開拓、国内外のデザイナー、アーティスト、建築家達とのコラボレーション商品の開発にも取り組み、2008年より海外展示会に積極的に出展。和風照明「古都里-KOTORI-」シリーズを中心に約15カ国に展開中。
2012年、日吉屋で培った経験とネットワークを活かし、日本の伝統工芸の海外向け商品開発や販路開拓を支援するTCI研究所を設立し代表に就任。延べ約500社以上の企業の海外展開を支援。
2018年、地域プロデューサーを育成する「Japan Brand Producer School」を開校。各地域の技術や産品をプロデュース出来る人材の育成にも努める。
1974年和歌山県新宮市生まれ。カナダ留学後市役所で通訳をするも、結婚後妻の実家「日吉屋」で京和傘の魅力に目覚め、脱・公務員。職人の道へ。 2004年日吉屋五代目就任。「伝統は革新の連続である」を企業理念に掲げ、伝統的和傘の継承のみならず、和傘の技術、構造を活かした新商品を積極的に開拓、国内外のデザイナー、アーティスト、建築家達とのコラボレーション商品の開発にも取り組み、2008年より海外展示会に積極的に出展。和風照明「古都里-KOTORI-」シリーズを中心に約15カ国に展開中。 2012年、日吉屋で培った経験とネットワークを活かし、日本の伝統工芸の海外向け商品開発や販路開拓を支援するTCI研究所を設立し代表に就任。延べ約500社以上の企業の海外展開を支援。 2018年、地域プロデューサーを育成する「Japan Brand Producer School」を開校。各地域の技術や産品をプロデュース出来る人材の育成にも努める。
漆総合プロデューサー
三田村有純 / 東京藝術大学名誉教授
| 1949年 | 東京都に生まれる |
| 江戸蒔絵赤塚派 8代祖父自芳、9代父秀雄より漆芸技法を学ぶ | |
| 1975年 | 東京藝術大学大学院漆芸専攻修了 |
| 以降田口善国、髙橋節郎研究室の研究生として研究を続ける | |
| 1978年 | 同大にて助手・講師・助教授・教授・国際交流部会長、学長特命、学長補佐 |
| 1998年 | ベルギーHIFA王立美術大学院客員研究員として一年間在外研究 |
| 2004年 | 第43回日本現代工芸美術展 文部科学大臣賞「記憶をつなぐ刻」 |
| 2013年 | 第52回日本現代工芸美術展 内閣総理大臣賞「生命在る処」 |
| 2014年 | 改組新第1回日展 会員賞「炎立つ」 |
| 2016年 | 改組新第3回日展 内閣総理大臣賞「月の光 その先に」 |
| 2018年 | 第74回日本藝術院賞 「月の光 その先に」漆芸家として10人目 |
| 2019年 | 紺綬褒章 |
| 収蔵 | カザフスタン国立博物館/中国湖北省美術館/中国福州沈紹安美術館/中国福州拓福漆芸美術館/韓国大邱大学博物館/台湾豊原漆藝館/台湾工藝研究発展中心/台湾桃園市立大渓木藝生態博物館/安曇野髙橋節郎記念美術館/東京都現代美術館/東京都庭園美術館/サントリー美術館/国際交流基金/磐田市香りの博物館/虎屋文庫/東京藝術大学大学美術館/平成記念美術館/奈良薬師寺/身延山久遠寺 他 |
| 個展 | 上海美術館/ニューヨークニッポンクラブギャラリー/台湾統爺藝文中心/台湾豊原漆藝館/山形県白鷹町あゆーむ他 計40回 |
| 単著 | 『漆とジャパン 美の謎を探る』 里文出版(2005) 『漆煌めきの刻-江戸蒔絵の系譜-』 里文出版(2009) 『お箸の秘密』 里文出版(2009) 『WAZAが創る』 平凡社(2013) 『金銀光彩-三田村有純的漆藝世界』 台南市政府文化局(2015) 『藝術がいづる国・日本』 東京藝術大学出版会(2017) 『黄金精緻・漆的世界』 台湾台中市豊原文化局(2017) 『欧米に愛された蒔絵師 高井泰令』 藝祥(2021) |
| 現在 | 東京藝術大学名誉教授 江戸蒔絵赤塚派10代継承 公益社団法人日展理事、一般社団法人日本現代工芸美術家協会理事 一般社団法人国際文化研究院理事、一般社団法人国際工芸交流協会常任理事 前中国閩江学院致道国際漆芸学院名誉院長 |
R&Dディレクター
小川俊夫 / 金沢高分子ラボ
・金沢工業大学名誉教授 ・高分子学会フェロー
・「漆を科学する会」会員 ・工学博士 (京都大学、1976年)
永年にわたって合成高分子及び漆に関して、主に物性的観点から研究を行ってきた。
審査員付き発表論文は約180報。
・金沢工業大学名誉教授 ・高分子学会フェロー
・「漆を科学する会」会員
・工学博士 (京都大学、1976年)
永年にわたって合成高分子及び漆に関して、主に物性的観点から研究を行ってきた。
審査員付き発表論文は約180報。
合同会社ELEMUSについて
元素や構成要素をあらわす「element」と、神道の「産霊(むすひ)」を繋げた造語です。古来日本人は、万物が産み出される働きの中に、神々の力(産霊)を実感し、尊んできました。
100年後の人たちのために、自然、生命、地球、時間の力を借りて成長を続けていきます。
合同会社ELEMUS / HEAD Office
〒444-0867 愛知県岡崎市明大寺町西郷中39-79
TEL:(0564)73-6322 FAX:(0564)79-6325
Email:info@elemus.co.jp
ELEMUS / Labo
〒444-2112 愛知県岡崎市東阿知和町字乙カ118-2
TEL:(0564)73-6322 FAX:(0564)79-6325
ELEMUS LLC / Paris Office(PariKUMI内)
2025年3月17日OPEN開設
77 rue de Charonne 750011 Paris FRANCE
合同会社ELEMUSは、100年後を暮らす人たちが現代以上の環境で、快適・安全に暮らせるように、地域や行政、大学や研究機関、民間企業やNPOなどと連携しながら、真の循環型社会を目指しています。
弊社は愛知県三河地域で、原材料となる植物の栽培を通じて、地球温暖化防止に向けた活動をしています。
![]()
発芽
世界ではじめて、プラスチックの一種と同じ化学構造式を持つウルシノキの発芽率90%以上の発芽技術を確立。毎年ウルシノキを大量生産。
![]()
植えて育てる
愛知県内の中山間地でウルシノキの栽培。過疎地域に新しい産業構造の構築。ウルシノキの成長に伴う二酸化炭素の吸収による炭素の固定化。
![]()
炭素隔離
URCYLは世界初、炭素循環からの隔離素材として成立しています。石油原料を一切使用していないため、リサイクルの概念すらありません。
![]()
加工して使う
最新のDXやアグリテックを活用して、最新の樹液採取方法を確立することで、ウルシノキの樹液を工業素材として活用。
共同研究/大学/R&Dパートナー
・信州大学繊維学部 https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/textiles/
・鳥取大学農学部 https://muses.muses.tottori-u.ac.jp/
・名古屋大学農学部 https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/
・自然科学研究機構 https://www.nins.jp/
・北陸先端科学技術大学院大学 https://www.jaist.ac.jp/index.html
参画グループ・コンソーシアム等
・東海バイオコミュニティ https://www.tokai-biocommunity.org/
・アップサイクルコンソーシアムDo What We Can
・サーキュラーエコノミーイノベーション研究会
相互支援パートナー
・岡崎市 https://www.city.okazaki.lg.jp/
・Paris KUMI https://pariskumi.com/
・株式会社マブチ・エスアンドティー https://www.mabuchist.co.jp/
・重蔵神社 https://juzo.or.jp/

100年後の子供たちが安心、
安全に暮らせる社会の実現

日本中の過疎地域に、
新しい経済活動を構築する

地方発、世界に通用する
ニッチトップ企業の実現
合同会社ELEMUSは2120年を見据えた企業のあり方を目指し、環境や地域と連携する中で、 新しい形の企業の成長を構築します。



ウルシノキの自社栽培へ着手
漆は日本において縄文時代より活用され、漆器の製造技術は独自に発展を遂げました。また、かつて日本国内各地でウルシノキが栽培されていましたが、戦後、石油化学の発展に伴い減少の一途をたどりました。ELEMUSは、大学や研究機関と連携し自社でウルシノキの栽培に着手、これまで不可能とされていたウルシノキの人工発芽に世界で初めて成功しました。現在、その苗を愛知県の中山間地へ植樹し、栽培をすすめています。ウルシノキは発芽後15年程度で、樹液を採取できるようになることから、長期的に安定した資源供給が可能であり、私たちが生きている時間軸の中で循環させることが可能です。また、ウルシノキは他の樹木に比べて成長が早いことから、CO₂の吸収量(固定化)が多いと考えられており、環境保護の観点からも評価されています。
100年後の森林の再生と環境と産業の調和、
その実現に向けた活動
ELEMUが拠点を置く、愛知県三河地域のほぼ中央に位置する「雨山山(あめやまやま)」の山頂からは、遠く三河湾を望むことができます。奥山から海までの一連の流れは、地域規模での生命の循環を想起させ、また周辺地域には縄文時代、弥生時代の遺跡が点在しており、古代から現代に至る時間軸において自然と人との関わりを検証するのにふさわしい地域です。このエリアで、当社のCEOを務める小原淳は30年に渡り、自然と人の在り方という原点から、森林の際せ、環境と産業の調和、その実現に貢献していくことを目的とした「天使の森プロジェクト」を推進しております。
近代に入り、軍需物資や戦争により焼失した主要都市部の家屋再建に、大量に樹木が伐採されました。1950年に制定された「造林臨時措置法」により、国を挙げてスギやヒノキの植林が一気に進められましたが、安価な輸入木材の普及によって林業は衰退し、多くの山林運営者が山を放置する事態となり既に成木となったスギやヒノキが手付かずの状態でその多くが放置されています。人工林を維持するために必要な間伐がなされておらず、効率
的で良質な木材が生産されないばかりか、樹木が弱り、近年の豪雨に伴う洪水などの自然災害の原因とも言われています。この放置された人工林を再生させるため、生体学、植物分類学の研究者や郷土研究科など各分野の専門家らとともに、ケヤキやナラ、ブナをはじめとする広葉樹や、当社が栽培に着手したウルシノキなどこの地の自然環境に適合した樹木の植樹を行っています。
また、徳川家康をはじめとする多くの戦国武将の出身地でもある三河地域において、優れた武器・装備を製造するために、大量で良質な漆を生産していた記録が残っていることからウルシノキがこの地に生育していたことを証明しています。

ウルシノキの栽培は、岡崎から輪島、そして世界に
ELEMUSが発見したウルシノキの発芽は、漆業界だけでなく様々な可能性を含んだ展開を始めています。ELEMUSの発芽技術は、能登半島の復興にウルシノキの発芽を通じて貢献する予定です。日本の中で一万年前から継承されている技術が、新しい素材技術で世界を席巻する可能性を秘めています。 ELEMUSの活躍に、ご期待ください。